有限会社 神代工業

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神代工業の掲載記事紹介

おかげ様で、いくつかのメディアから弊社が取材を受けましたので、ここに紹介させていただきます。

日刊工業新聞 2019/6/4 05:00

ちょっと訪問/神代工業 バフ研磨、要望受け職人育成

 神代工業は内面研磨、平面研磨、バフ研磨など金属の各種研磨を手がける。
2018年8月に社長に就任した皆方恵美子社長は、
職人の技の継承に向けて若手の育成に取り組む。

 手作業によるバフ研磨は創業者で皆方社長の父、神戸常吉さんが1人で担当していた。
高齢化、後継者不足から一時は「会社紹介から消そうとも思った」(皆方社長)が、
展示会に出展した際に問い合わせが多かったのはバフ研磨だったという。

 顧客の要望に応えられるよう、現在は若手の職人を育成中だ。
神戸さんのレベルに達するにはもう1歩、2歩のこだわりが必要だが、日々近づいている。
最近はインターン生にも職人技に興味を持ってもらっており、
「バフ研磨を継続する道が見えている」(同)。


皆方社長


 ▽ 所在地=東京都大田区大森南4の3の2  03・3745・2450

 ▽ 資本金=300万円

 ▽ 売上高=非公表

 ▽ 従業員=6人

 ▽ 設立=80年(昭55)5月

 
掲載元
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00518940


日刊工業新聞 2017/6/13 05:00

モノづくり支える町工場の技(176)神代工業−顔が映る鏡面、バフで手仕上げ

          
 自分の顔を映してひげをそれるまで鏡面に―。神代工業は金属の各種研磨を手がける。中でも創業者の神戸常吉さんが手がけるバフ研磨は職人技だ。寸法を変えないよう細心の注意を払いつつ、手の感覚のみを頼りに削っていく(写真)。「風呂の湯船から小さな部品まで研磨するモノは多種多様。経験により、自然に精度が変わらない加減を身につけた」と明かす。

 金属加工におけるバフ研磨は最後に施す仕上げ加工。“羽布(バフ)”と呼ばれる研磨輪で加工対象物(ワーク)を磨いていく。ただ、部品である以上、寸法は変えられない。微妙な磨き加減が神戸さんの腕にかかっている。

 目の粗いバフで磨き始め、徐々に細かいバフに変えていく。材料に合わせたバフの選定も長年の経験で身につけたノウハウだ。また研磨機もワークに合わせて固定とフレキシブルを使い分けている。

 現存する機械で削れなければ創意工夫で乗り切る。円筒型の部品の内側を削るためにバフを自らの手で形成することもあるという。早くてきれいな手仕上げで、製造業を支え続けている。


掲載元
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00431579?isReadConfirmed=true


ニュースイッチ 2017/8/27 09:11

東京の町工場”、「職人の腕」存続ピンチ

 東京都内随一の製造業の集積地である大田区では、後継者への事業承継とともに“職人技の承継”が急務となっている。同区の多くの企業が、手作業でしかできない独自技術や多品種少量生産を強みとしている。汎用機を使った加工も健在だが、職人の高齢化が進み、技術の維持が難しくなっている。

 職人希望者の確保に苦戦する企業もある。金属の研削・研磨を手がける神代工業では、羽布と呼ばれる布で金属を研磨する「バフ研磨」の技術を承継する人材を探している。同社でこの加工ができるのは創業者の神戸常吉さん(81)1人。娘の皆方恵美子副社長は「確かに精度のいい機械は増えている。ただ手作業による細やかな研磨を残したい。どうにか次世代につなげたい」と切に願う。

 職人歴60年以上の神戸さんは、研磨技術の全てを経験で蓄積してきた。昔気質の職人として“技は見て盗む”が基本。質問すれば何でも答えるが、神戸さんから手取り足取り教えることはしない。わからないことを自分から見つけ、臆せず質問できる人材でなければ承継できない。

 皆方副社長は「バフ研磨は最終仕上げのため“こだわり”を持てる人でなければならない。質問ができてかつ向いている人となると探すのも難航する」と明かす。

約9200社が3400社に


 2014年に大田区が実施した調査では83年に約9200社あった同区の町工場は、3400社程度にまで減少した。発注側の大手企業の海外生産シフトを受けて量産の仕事が減り、廃業が相次いだ。近年は後継者不足による廃業も増え、さらなる減少が予想される。マンションなどの住宅地が増え、操業にやりにくさを抱える企業も少なくない。

 ただ、厳しい状況下でも独自技術を持つ町工場は強さをみせる。新分野の開拓などで生き残りをかけている。強みとなる独自技術を絶やさないためには、技術の承継が必要不可欠。だが、技術を承継する以前にまずは若手社員の採用が必要な、神代工業のような企業は多い。

 若手社員の採用・育成には、製造現場につきものの3K(きつい、汚い、危険)のイメージをいかに拭い去るかが大きな課題だ。各社はさまざまな取り組みを行っているが、新卒社員や若手中途社員の採用には苦戦している。

 そこで区内では地元の工業高校や専門学校と積極的に交流する動きがある。大田区の町工場を周知する授業の実施やインターンシップ(就業体験)の受け入れなどを行っている。採用事例は順調に増えており、今後に期待がかかる。


            

(文=門脇花梨)

【ファシリテーターのコメント】
 定着率の向上も課題だ。職人に憧れて町工場に入社する若者もいるが、一人前の職人になるには忍耐が必要。マニュアルもない中、昔気質の職人から技を盗めず、辞めてしまう事例も多いという。若者に合わせて“教え方”を変えるのか、昔ながらのやり方になじむように教育するのか、町工場も選択を迫られている。


(日刊工業新聞南東京支局・門脇花梨)


掲載元
http://news.line.me/issue/oa-newswitch/6131c1eb0994
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